斉藤真起
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2022/10/ 22-11/13香川県・綾川町
気配
島の植物は大きいからか、
そこに誰かが佇んでいる気配がする。
そうしてみると足元の福木の実の朽ちたのやら花芯やらからも、誰かの会話のようなものが聞こえる。
不在というのは存在していないということではなく、実は居たということなんだと気配が囁く。
古い教室に
誰かが学んでいた気配
ふらりと立ち寄る人の気配
しばらく滞在していた私の気配
植物らしきものの気配
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