コロナ禍で少し気弱になった母を島に迎えて1年と3ヶ月が経過しました。 母の様子は急速に良くなったり、また突然落ち込んだりで、側を離れるのが不安な日々が続きましたが、ようやく少し落ち着いてきました。 「さいたま国際芸術祭2023」の市民プロジェクトとして開催する個展が11月1日から始まります。 今回の個展には、私が石垣島に移住してからの毎朝のルーチンにしてきたドローイングのいくつかを、コラージュにして展示をします。 小さな紙や薄い和紙に描いたものなど様々なので、#00085をナンバリングしてからは作品制作から離れ、保護と運搬のためのファイリングを、母の手を借りて進めています。 私自身も久しぶりの街ですから、良いコンディションで滞在できるように体調と気持ちを整えています。 昨日は島にアシビに来てくれた友人と、久しぶりのドライブと食事を楽しみました。島の風に吹かれて、肩の力を少し抜いて、11月の個展にいい感じの緊張感で挑めそうです。
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個展のご案内です。
LAUNCHI PAD GALLERY はアーティストが運営する、金、土、日、月の週4日【13:00-19:00】OPENのギャラリーです。 石垣島で生まれたものを、港町・横浜で展示します。 ご高覧くださいますよう、どうぞよろしくお願いいたします。 乾いた唇、指先のささくれ、なかなか氷解しない心臓。 それを圧倒的な水分が覆う。 神が意図せずつくったものと、人が手を下したものとが混在する場所で、わたしは私自身も医療用保護シートのような湿り気になりたいと思う。 犬や子どもの悲鳴が受け止められる目や耳や、 暴力や権力に抗う力を失わないように。 呼ぶ声のする方へ、海へ行こう。 3月の個展「生存犬」と4月のグループ展「105°」を終え、この先のことを見つけに石垣島に来ています。
昨年から始めた、さいたま市の自宅と島のアパートを行き来する生活は、わたしの肉体と精神に欠くことのできない時間と距離になりました。 来年は6月に個展を予定しています。 いまは遊びのようにリハビリのように線を描いたり粘土をいじったりしていますが、その中からつたえたいことを綴ってくれる形がうまくつくれると良いと思っています。 3月16日(金)〜24日(土)の会期で個展を開きます。
昨年12月に開催した一条美由紀さんとの二人展では鳥をモチーフとした油彩と陶のたまごを展示しました。今回は犬(油彩)と舟(陶)とのインスタレーションを試みます。 会場となるSTORE FRONT(ストアフロント・ギャラリー)は希少な美術書や画集・図録などをあつかった古書店の一角に設えられた展示空間です。 鼓舞されたり憧れたりしてきた作家や美術の軌跡に包まれながら展示できることを楽しみにしています。 |